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シニア犬の健康管理で大切なこと
IMPORTANT POINTS FOR
SENIOR DOG HEALTH MANAGEMENT
2023.06.28
シニア犬の健康管理で大切なこと

平均寿命が約15歳の犬ですが、その真ん中頃にあたる「7歳~8歳」くらいからを「シニア犬」とみなすことが多いようです。

1年が人間の5年程に相当するといわれていて、8歳で見てみると小型犬~中型犬では人間の48歳に、大型犬では61歳程度にあたります。

人間でも健康管理が大きな気がかりになる世代で、体の変化に合わせた環境調整が必要になります。

シニア犬に見られる主な変化としては、目が白く濁る、口臭が気になる、筋力の低下、などなどちょっとした変化から、生活に支障をきたすものまで様々なサインがあります。

変化に早めに気づいて、生活環境や食生活を気にかけてあげる必要があります。

また、筋力や視力の変化にともなってそれまでの生活では気にならなかった危険な箇所が増えることにも要注意です。

例えば、フローリングの床で滑る、段差が危なっかしい、家具にぶつかるなどケガのリスクも高まります。滑り止めや緩衝材を取り入れるなど可能な限り危険を取り除いてあげたいですね。

そして何より毎日の食事でのケアは欠かせません。人間同様、代謝も低下してくるので脂肪が体や内臓につきやすくなります。

脂肪を抑え、消化の良いものを選び、歯や嚥下力に合わせて食事の堅さやサイズにも工夫をして、美味しく健康に、体に負担をかけない食事へと変えてあげることも必要かもしれません。

シニア期に入ってから、どのような食事や環境が与えられるかが長寿の秘訣にもなるとも考えられます。ちょっとした変化に早く気づき、食事に気を配り、危険の少ない環境を作ってあげることが 大切な愛犬にとっての幸せにつながりそうです。

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